抱っこひもの種類と特徴

赤ちゃんの抱っこひもの種類と特徴について

みなさまこんにちは!ひだまりははこ出張専門助産院の石坂晶です。
多くのお母さんになられた方がまずお持ちになるのは、バックルタイプの抱っこひものことが多いです。
一言で「抱っこひも」と言っても、様々なものがありその特徴も異なります。詳しくご紹介していきますね!


●バックルタイプの抱っこひもについて

調整するところが視覚的にわかりやすく、腰で支える設計で、肩と腰で体重を分散させられます。ただ、規格がある程度決まっていることや調整幅が広いことで、その親子にとっては、赤ちゃんは埋もれてしまったり、脚が開きすぎていることがあります。快適な姿勢を保つには毎回しっかりとした調整が不可欠ですが、それをあまり気にしなくても使用できてしまうということもデメリットになります。今のご自身とお子さんに快適に使えるのかどうかは、しっかり確認した方がよいでしょう。

●1枚布の抱っこひもについて

1枚布の抱っこひものメリットは、調整が自由自在というところです。そしてコンパクトです。
新生児からすぐに使用することが可能です。適切な使用ができるように練習が必須ですが、一度そのスキルを身につけてしまうと赤ちゃんの快適な姿勢も作りやすく、また抱く人にとっても布の面積全部でお子さんの体重を分散させることが可能ですので、肩や腰、身体全体が快適です。体格差のあるご夫婦で使用しても問題ありません。

リングスリングはお子さんの抱き降ろしが容易にでき、兵児帯やベビーラップ(一部伸縮性がある製品は除く)はおんぶもできます。

●そのほかの抱っこひもについて

ハイブリットタイプ(ストレッチが効いた布である程度形ができているタイプ)の抱っこひもがあります。
メリットは、使い方が比較的わかりやすく、サイズが合っていれば簡単に抱っこできます。
ただ、ストレッチが効いていますので、快適に使用できる時期には限りがあり注意も必要です。おんぶはできません。


●最後に

抱っこやおんぶを、誰かに習う機会はあまりないかもしれません。しかし、毎日の抱っこ時間、その積み重ねの日々を考えると、快適にできることは、子育ての負担の軽減や、子育てを楽しいと思えることにつながるでしょう。

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